パブロフ, イワン・ペトロビッチ(1849~1936年、生理学、ロシア帝国〈ソ連〉)
落語に「風が吹くと、桶屋がもうかる」という話がある。一見すると無関係なことが次々とつながっていくおかしな話だ。似たようなことは、私たちの身の周りにもありそうだ。
たとえば「教科書を開くと、とたんに眠くなる」とか「昼食時間を知らせるチャイムが鳴ると、とたんに口の中によだれが出てくる」とか。その教科書と眠気、チャイムとよだれは、本来は関係がない。
ところが、これらの無関係なことがつながる仕組みについて、気づいた人がいる。よだれの研究をしていたロシア帝国(旧ソ連)の軍医学校教授で生理学者、パブロフだ。
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