アインシュタイン, アルベルト(1879~1955年、理論物理学、ドイツ)
宇宙論や原子物理学などに大きな影響を及ぼした「特殊・一般相対性理論」で有名なドイツの物理学者アルベルト・アインシュタインは「20世紀最高の物理学者」と言われた。
その幼いころの彼は言葉を覚えるのも遅く、5歳ごろにやっと話せるようになっても、ぽつりぽつりとした単語ばかりで、両親を心配させたという。小学校に入っても、彼にとって先生は「ただ怖いばかりの存在」で、勉強にも実が入らない。
ところが、8歳から通った上級の学校(ギムナジウム)では数学や科学に興味をもった。特に数学は大得意で9歳で「ピタゴラスの定理」を自力で証明し、12歳のときには独学で微分・積分を習得していたという。
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