ウェゲナー, アルフレッド(1880~1930年、気象、地球物理学、ドイツ)
世界地図を眺めていると、アフリカ西部の海岸線と南アメリカ東部の海岸線がピタリと一致することに気がついた。
「もとは一つだった大陸が、互いに分かれたのではないか」。そう考えたのがドイツの気象学者、アルフレッド・ウェゲナーだった。彼は壮大な地球規模での考えをまとめ、1912年にフランクフルトで開かれたドイツ地質学会で初めて「大陸移動説」を発表した。
さらに1915年には著書『大陸と海洋の起源』を発刊し、約2億5200万年前から約6600万年前までの中生代には大西洋がなく、その後一つの大陸から分離して、現在の地球上の各大陸ができたとする「大陸移動説」を改めて展開した。
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