ニュートン, アイザック(1643~1727年、数学・物理学、英国)
リンゴが木から落ちるのを見て「万有引力の法則」の発見のヒントをつかんだのが英国の物理学者、アイザック・ニュートンだ。
リンゴに働く引力(あるいは重力)の発見ではない。
ニュートンのひらめきは「リンゴは地球の引力によって真っ直ぐに落ちるのに、月はなぜ落ちて来ないのか。いや、月にも地球の引力は働き、月の引力もまた地球を引いている。月は地球の周囲を回りながら、つねに落下しているのだ。これは太陽を公転している惑星も同じだ」ということ。つまり「質量をもつすべての物体(万物)は引力をもち、互いに引き合っている」との着想だ。
****