物理学

音速を超えたマッハが アインシュタインに衝撃波

マッハ,エルンスト(1838~1916年、物理学、オーストリア)

 21世紀中の実現を目指して、日本でも宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが「超音速」旅客機や「極超音速」旅客機の研究開発を進めている。

 極超音速旅客機は約2万5000mの高度をマッハ5のスピードで飛び、東京~ロサンゼルス間(約9000㎞)を2時間で結ぶ。さらには約4時間で地球の全域に到達が可能になるというから、もはや国内旅行の感覚だ。

 この「マッハ数」とは「音速の何倍のスピードか」という値だ。例えばマッハ1は音速と同じ(1倍の)スピードのこと。それを超えれば「超」音速となり、さらに音速の5倍(マッハ5)以上が「極超」音速となる。

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