化学

太陽光スペクトルから紫外線発見 前年の赤外線ヒントに

リッター, ヨハン・ウィルヘルム(1776~1810年、化学・物理学、ドイツ)

 地球をベールのように包むオゾン層が破壊されると、地上に降り注ぐ有害な「紫外線」の量が増大する。すると、人間を含む生物は死滅し、やがて地球は死の星となる──。こんなシナリオが、地球環境問題として考えられているというから怖い。

 「紫外線」は1801年にドイツの化学・物理学者、ヨハン・ウィルヘルム・リッターが発見した。前年にドイツ出身の英国の天文学者ウイリアム・ハーシェルが「赤外線」を発見し、たちまち評判となったことから、リッターもそれに続いて、太陽光のスペクトルを調べてみてのことだった。

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