物理学

U字ガラス管で法則発見 温度一定・体積2倍なら圧力半分

ボイル,ロバート(1627~1691年、物理学・化学、英国)

 例えば、容器の中の空気の圧力を、温度を一定にしながら2倍にすると、空気の体積は2分の1に圧縮される。逆に、圧力を2分の1にすると、体積は2倍にふくらむ。──この「空気の体積と圧力は反比例する」という法則を発見したのはアイルランドの科学者ロバート・ボイルだ。これが後に「ボイルの法則」と呼ばれようになった。