パスカル, ブレーズ(1623~1662年、数学・物理学・哲学、フランス)
天気予報などに出てくる「ヘクト・パスカル」という気圧の単位は、フランスの数学者かつ物理学者で、哲学者でもあったブレーズ・パスカルの名前にちなんだものだ。
早熟の天才パスカルは、家庭で英才教育を受けた。父親に「数学の勉強は頭を使い過ぎる」と禁止されていたが、かげに隠れて勉強し、12歳のころには「三角形の内角の和はつねに180度になる」などの、ユークリッド幾何学のいくつかの定理を自分で導き出していた。さらに17歳のころに円すいに関する「パスカルの定理」を発見し、19歳までには世界最初の機械式計算機を発明したという。
数学以外の分野で有名にしたのが物理学の「パスカルの原理」の発見だ。
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